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シンガポール公演を映画館で見た感想 

二曲目が『コンピューターシティ』でした。


始まって15秒のところから、強いリズムが入るんですが、

それが中田ヤスタカの背後霊のように聞こえるんですね。


ライブの音の出し方は全般的に、中田ヤスタカの背後霊を感じさせるように調節されていたと思うんですが、


あんなに鼓動の強い人間ってなかなかいないもんで、
まあ、
相当なキャラの持ち主だなというのはその点からでもわかるのですが、


パフュームの女の子三人合わせて中田ヤスタカの背後霊とやっとつりあうみたいなバランス感覚なんですが、




その鼓動があまりにも強すぎるゆえに、あの会場を塗りつぶすような鼓動というのは、実のところすべての観客やファンの鼓動を集積したものなんではなかろうか?という風に感じられてしまいます。



ほんとのところ、テクノポップなんてどうでもよくて、パフュームが好きなだけなんでよくわからないんですが、


これってよくある手法なんでしょうか?



中田ヤスタカの我の強さが、あまりにも強すぎるゆえに、
音楽の中にファンの鼓動をすべて集めたものがすでに書き込まれている、

ファンは、音楽の中に自分の居場所があらかじめ用意されていたように感じられてしまう、


そういうことってなかなかないもんです。


パフューム聞きながらないている人たちの存在と
ビートルズに向かって泣き喚いていた女の子たちの存在というのは、
ポップミュージック史上では特異な二つの頂点のようにわたしには感じられてしまいます。





以前も書いていますけれど、
テクノポップゆえに、シンパルの音がとことん乾いており、それを音楽映像化ソフトを使うと、ものすごくきれいな砂状の模様が出来上がるのですが、

これが万単位の客の姿にわたしは見えてしまうのですね。



パフュームの中にはあらかじめファンの居場所が確保されている。
そう思わずにはいられないとこです。