手踊り

一読されるとお分かりだと思うんですが、私、相当に我の強い人間でして、

自分が映画館で見たパフュームの感想を書ききるまではほかの人が見た感想というのをネット検索して読む気がしないんですよ。


とりあえず、あくまでも自分が見た感想を吐き出すことに優先順位をつけてしまうんですが、


一曲目が、ピノのスチュワーデスの歌で、
「意外な曲から始まるな」とわたしは思いました。

そこまで人気の高い曲ではないような気がするんですが、
わたしたちは海を越えて空を飛んでやってきました。サービス精神も抜群です。
みたいなメッセージはこの曲には確かにありますわね。


ただし、PVみたいなセットが組まれていない場合、この振り付け見ただけで、その描いている意味ってすんなり頭に入ってくるもんなんでしょうか?とわたしは思いながらみていました。

どのみち、今回の海外公演は、何やったところで妥協の産物みたいなところがあって、
あーちゃんもMCで「1STということは、当然2NDもやりたいです」と言ってました。

やっぱ不満あるんでしょう。






それはいいとして、

選曲に関しては、JPNツアーよりも初心者を相手にしていると言うことを意識して、ベストアルバム的なものになっていました。


コンピューターシティとかも入っていたし。



それもいいとして、

『ナイトフライト』
スチュワーデスの動きを模写したものですから、当然、好き勝手に動き回れるものではなくて縛りの多い振り付けなのですが、
その結果、
手踊り主体になっているのですね。


どうしてこの曲をOPに選んだのかと言うと、
「海を越えてきました、空を飛んできました」というメッセージ以上に、
『spending all my time』の手踊りと整合性があるからだろう、という気がしました。

何のかんのいっても、新曲を立てたいというのは当然のことなんでしょう。


Perfume Night Flight Live [HD] - YouTube


誰の本だったか忘れてしまいましたが、
明治の初めに日本に来た外人の本で、
「西洋人は足で踊るが、東洋人は手で踊る」という記述がありまして、

ほんと、ナイトフライト と スペンディングオールマイタイム は手踊りです。

こういう手踊りを見ていると、
パフュームの振り付けって、仏像のポーズと似てるよな、と思わずにはいられないとこです。