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誤変換


わたし、このPVほとんど評価しない。

コンピューターシティがトップテンヒットにならなかったことはPerfumeにとってラッキーなことだったくらいに思っておりまして、


なんでそう思うのかというと、

このPVって、Perfumeのダンスはかなりの比率で言語に翻訳できることを理解していない人が撮影並びに編集しているからです。

だから、ダンスの流れをブツブツにしてしまって、

私にとってのPerfumeの一番の魅力の部分を表現できていないわけです。

もし、この曲がも少し売れていたら、Perfumeってありきたりのアイドルとして消化、消費されて、今頃はもう消えたでしょう。


ダンスと言語の近さに理解はいたらねど、

共産主義の彫像みたいなポーズで憂鬱な未来都市を表現しよう、というアイデアはお気に召されたらしい。
かなり執拗に、撮られています。

さらに言うと
雲と雲の間を突き抜けていく鉄腕アトムの女の子のイメージにも、思いが至っていないから
黒一色に塗りつぶされたようなPVです。

かしゆかの顔を機械人間ぽく撮影しようということにばかりこだわっていて、なんだかなぁと思う。

このPVで救いなのは、機械人間演じきれないのっちさんがあいまあいまに見せる表情くらいですな。


現国の読み取りテスト的にこのPVをみると、
どうしたところで60点くらいしか上げられない。
それも、一言、
「もうちょっと他人をまじめに理解しましょうよ」的な注意書きまで書きたくなる。



それと比べると、Perfumeが人気が出てからのPVでドリームファイター、
この頃になると、
Perfumeのダンスは音を表しているというよりも言葉を表しているらしい、ことにPV制作の方でも理解がいきわたったんでしょう、

基本的にダンスの流れをちゃんと押さえています。

おとといの夜、JPNツアーのどりーむふぁいたー見ていて、突如分かったんですが、

この振り付けって、
「普通」という言葉を 「ふ+TWO」 と解釈(いや誤変換といった方が正しいような気が)して、
そこに 指二本のゼスチャーを充てています。


(ついでに、「未来」という言葉を 「3+らい」と誤変換している)

なんで、私、一年間このことに気が付かなかったのかというと、

このPVも、おそらく撮影者と編集者は、当時、このことに気が付いていなかったからなのでしょう。



所謂、ワープロで言うところの誤変換、ですわね。

Perfumeのダンスが言語性が高いことが知れ渡るにつれ、

物事をシンプルに直球で表現するだけだと単調になりすぎるので、
荒れ球というか、乱反射させる仕組みというか、
不協和音的なものが、
振り付けの中に増えていくように私には思えるのですが、

誤変換、という方法論は、Perfumeの特徴の一つなんでしょう、きっと。



こんなやり方が、芸能に於いて見られるというのも、
ワープロの影響ってでかいよなぁと思う次第。