あ〜ちゃんは凄かった

24日のライブの感想ですが、

かしゆかドラえもんのモノマネのしつこさに、かなり驚く。


まあ、それはいいんですが、


OPが レベル3の一曲目、

その次の曲が『スプリングオブライフ』だったんですが、


わたしの席、三塁側の最上階の一番後ろだったんで、

メンバーの顔小さくて見えませんでした。

そして、口パクで踊られるんですが、
「髪の長い人がなんか踊ってんな」というものすごくしけた第一印象。

流れている音楽と、遠くで踊っている人たちの間に、接点が見えませんでした。

二曲目が「マジックオブラブ」だったと思う。
これも同様。

まあ、この二曲PVが凝った作りで、見てるこっちは、その印象からなかなか脱却できない。

ライブ用に仕立て直されても、あまりピンとこない、というか遠目で踊っている人たちがなぜ踊っているのかが、ぴんと来ない。

お立ち台ダンサーにしか見えなかったんですね。


まあ、最上階の壁際の席とるようなやる気ないライブ参加者ですから、わたし。



でも、だんだん、引き込まれていくんですが、
そのきっかけが、あ〜ちゃんのMC。

「中途半端なお笑い芸人やなぁ」と最初の内は思っていたんですが、
MCやっているときの体の動かし方って、
ちゃんと喋っている内容と対応していますから、
ものすごくリアルな存在感を遠目でも感じまして、

「あっ、あそこに、本当にperfumeがいるわ」と実感。



3分の1くらいの時間をMCに充ててたんですが、
あ〜ちゃんの存在感は凄かった。

のっちのダンスがどうのとか、表情の演技がどうのとか、そういうのは、映像作品で見て分かることで、

ドームの最上階最後列で見てる分には、Perfumeってあ〜ちゃんのMCとPTAのコーナーなんだ、と感じ入る。


この方面にはとんでもない才能持っている人で、
Perfumeやらせておくのが、正しい使い道なんだろうな。

悪用すると、怖い才能ですよ。


『1984』
デストピア物の代表作品です。