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シャーリー・テンプルからベビメタを思う

日本では、アメリカとの関係が悪化から1938年からアメリカ映画の輸入が途絶えました。

シャーリー・テンプル、アメリカを代表する子役ですが、彼女の主演映画が戦争の影響から日本で公開されなかった時期が長く、そのせいでしょうか、日本人でシャーリー・テンプルのファンってほとんどいないように思われます。

鬼畜米英とか言ってたし、アメリカの空爆に家や家族焼かれましたから、戦前のアメリカに対するいい印象って一般人的にはものすごく薄まってしまい、
戦後にあんまり映画に出なかったアメリカのスターってどうしても日本では印象が薄いままです。

わたくし、シャーリー・テンプルの名前は知っていたのですが、
有名子役が自堕落な後半生を送った例の一つと誤解していました。
(それ、ジュディ・ガーランドですが)

とんでもない、とんでもない。

シャーリー・テンプル、ほとんど人生において完全試合達成したひとです。
アメリカ大統領になっていても全然不思議なかった人。
テンプルって苗字、嘘くさい芸名だと思ってたら、彼女は本当に名家の出身で、遠い先祖に『カンタベリー物語』作者のチョーサーがいるとか。


フランクリンルーズベルト大統領が定例談話で「シャーリーが大恐慌下のアメリカを明るくしてくれる」

日本軍の対米軍向けプロパガンダラジオで「シャーリーテンプルが日本の空襲で死亡した」と厭戦気分をあおるための偽情報を流した。

ほんと、世界史的な人物でした。



このとき、たぶん10歳。
アメリカ人だから成長早くて、それに長い芸歴から貫禄ついてますが、
ベビメタデビューした時のユイモアよりまだ若い。



これで八歳。すでにハリウッド一番の高給取り。



四歳から七歳。


芦田愛菜もかすんでしまう大物ぶり。


カラー作品多いんですが、撮影された時は白黒。それを近年になって着色。
つまり、80年前の彼女の主演作品にいまだに需要があるということです。



シャーリー・テンプルを見てますと、
「ベビメタファンはペドフィリアか?」という話題、どうでもいいということに気が付きました。

基本的に、こういうのみんな好きなんですわね。

問題は、こういうのみてニコニコしてるだけか、あそこ固くなってしまうかの違いだけなんでしょうけれども、
実害及ぼさないんだったら、別にどっちも大差ないだろう、という気がします。