AKB48 と中国


こりゃ、ひでえ。
春節聯晩会ってのは、日本の紅白に相当する番組で、旧正月の前夜に6時間くらいかけて放送するヴァラエティー番組でして、歌ありお笑いあり手品ありで、歌一本に絞らないところが紅白との唯一の違いなんですけれども、

そういう番組で、歌ってんのが、アキバ48のバッチもんですかぁ。

中国人ってのは、気取ることキメることに衒いのない方々でして、
普通、この番組で歌う人たちのバックって、むちゃくちゃ踊りのうまい人民解放軍所属のダンサーたちで、また、この人たちがやたらと美人なんで、メインの歌手がかすむくらいなんですけれども、

そういうのが普通のはずなのに、このアキバの劣化コピー、普通の30才以上の中国人にとって何一つ理解できないんじゃないですか?80年代におニャン子クラブを初めてみた30才以上の日本人の4倍くらい???のはずですって。

中国人って勤務態度はむちゃくちゃぬるいのが普通なんですが、自己アピールの場ではそこまでやるかみたいなガッツ見せるのが普通でして、
ほんと、自己アピールにおいては恥じない、遠慮しないんですが、
AKB48の持っている、適度なぬるさってのが、中国人には、いまのところ、絶対真似できない。
真似しようとすると、本当に、ぬるくて気の抜けたようなものしかできないってのがよくわかります。

AKBのぬるいんだけど一生懸命で、高校の部活動みたいなノリって、中国人にはどう少なく見積もってもあと20年は再現不可能でしょうな。
先進国の積み上げってどういうことなのかがAKBを見てよくわかりました。まあ、そんなもん中国人に自慢しても始まんないような気がするんですが。



中国人がAKB48を再現すると、夜総会にしか見えないんですわね。
夜総会ってのはナイトクラブの中国語訳で、簡単に言うとレビューの付いているキャバレ―、もしくはショータイム付きのキャバクラですが、
中国人が制服きて集団で踊ると、そういう不健全な風俗産業にしか見えないってのが現状です。