『puppy love』
能と歌舞伎を見てしまうと、フロントマンが口パクで踊っているだけのステージングってのは、日本の伝統なんだな、と。
そして、おそらく、世界では多数はなんだと思うに付け、
パフュームが口パクで何が悪い?
これが人類の芸能の本来のあるべき姿だ!とか、確信持つようになってしまったんですが、
このテンション、特にのっち、
このテンションで音楽に関与していたら、絶対、この曲の物悲しさを打ち消してしまいますわ。
のっちは絶対脳内麻薬ドバドバ状態。
やっぱフロントマンが口パクってのは、正しいんでしょうね。
三人みんな盛り上がっているんだけど、歌声は抑揚のないどこかもの悲しげで、そのコントラストが、私にはT-REXみたいに聞こえてしまう。
根本的人生観の暗い人は、明るい歌うたってもどこか物悲しいんですけど、
パフュームの場合は、さすがに、それは無理やろ、と。
やっぱ口パクは人類文化史上の正統派ですわ。