初めてマンガを読んでいるような感覚の音楽 パフューム
マンガ読んでると馬鹿になるって、ずっと言われていたんですが、ここ何十年も、
そんで、そういうことを言ってた新聞とかテレビの連中こそ、討ち死に状態。
更に言うと、もう教育委員会とか誰も信じていないでしょ。
ほんとくだらない、洗脳屋さんどもでした。
さようなら、読売系列とかフジテレビとか、その他諸々の方々。
滋賀県の話もすごいよね。
ここ最近の私の経験で言うと、マンガって、真面目に向き合うと、むちゃくちゃ頭使うんですよ。
映画より頭使う。
小説、文学の類いってマンガより偉いと勝手に思い込んでいるようなとこありましたが、
冷静に立ち止まって考えると、そんなことないない。
むしろ先に滅びたのは、文学とか小説の方でした。
状況がそうなってしまうと、
ポップミュージックの歌詞、というか存在自体が、文学的であるよりも、マンガ的である方が正しいのではないか?
パフュームってマンガっぽいんですよ。
これ貶めているわけでも全然なくて、当然、こういうポップミュージックやポップスターのあり方ってくるはずだったんですよ。
10年前に香港にいた時に、
香港人が、浜崎あゆみをテレビで見て『アニメから抜け出てきたような人』と言っていたんですが、
アニメとかマンガにもクズもあれば、五十年後も素晴らしいと絶賛されるようなものもあるわけです。
そして、総体的には、少なくとも日本においては、マンガは文学を駆逐してしまった。
だから、
この歌詞って文学的だねとか、このヴォーカルのキャラって文学的だねみたいなロッキンオン的褒め言葉って、
今後は、
この歌詞ってマンガ的だねとか、このヴォーカルのキャラってマンガ的だね、みたいにかわっていくのかもしれないな、というか、
既に、変わってきてるだろう、と。
浜崎あゆみの時には、馬鹿にする意味で使っていたのが、
perfume以降からは、畏敬の念をもって マンガ的 と使われるのかもしれん、と、思いました。