capsule のむかしについて

これ、かなりびっくりしました。

capsuleって最初のシングルが『さくら』ですか。

むちゃくちゃにコテコテな題名。

そして、中田さんというよりかは「俺は持ってる」の本田さんにみえるのは私だけでしょうか?


そんで二枚目が『花火』、おおっ。


本気で売れるつもりだったんでしょう、もしくは、売れるためにはこういう曲やりなさいよという忠告にどこまでも素直に従ったとか。


正直ビビりました。

と、同時に、perfumeの歌謡曲路線って、楽曲的にはこんなもんだよね。
三人の声を万華鏡的にまぶし、いつもの振り付けでかき回したら、
今だったら、普通にヒットしそうな曲に思われます。

perfumeに対しては、棒読みするように歌わせる歌唱指導で女の子三人泣かせた中田氏ですが、
身内には甘いのでしょうか?
perfumeへの歌唱指導は美意識というよりかは、調教マニアというかS嗜好の発露ということなんでしょうか?



んでも、売れなかったから黒歴史を封印するかのように、おしゃれなピチカート路線に。



のちのperfumeのこと考えると、中田さんは嫌々やらされてというよりかは、結構ノリノリだったんではないでしょうか。
こういう資質もっているひとなんでしょう、きっと。



それからSF路線。
短パンTシャツにビーサンで渋谷の裏通り歩いているようなイメージを中田さんに対し、勝手に抱いていたので、PVでおしゃれして演技らしきことされてる姿に、結構驚きました。

ただしかし、フロントマンのあり方としては、あーちゃんとかに根性入れなおしてもらったほうがいいんではなかろうか。


まあ、こんだけSFネタに曲書いていると、ハクスリーの『brave new world』くらい読んでて当然か。

当ブログの関連記事 あーちゃんはbrave new worldとは発音してない?


そんでもどうなんでしょう?SFマジで好きだと、もっと作詞で暴走してしまいそうな気がするんですが、こんなもんなんですかな。
ジミヘンドリックスもSFの愛読者だったって言いますが、彼もあんまり作詞では暴走してませんが。


ただ、こちらのお方は、作詞で暴走してる。
SFではなく、ファンタジーフリークでした。

浦沢直樹のおかげで 20th century boy の人と認知されていますが、
マークボランは、売れる前はずっと、「僕は妖精と友達なんだ、僕のおばあさんは魔法使い」みたいな歌ばかり歌ってた。
無論あっちの方の薬物はバッチリ決めてました。
ちなみに、バンドのメンバーにペレグリン・トゥックという芸名の方がいまして、これ『ロードオブザリング』の登場人物の名前です。

ファンならこのくらい暴走しろよと思うんですが。