スペイン人の友達 フェルナンド氏
- 日本に三か月住んでいた。
- 日本の企業体質、年齢と勤続年数で決まるヒエラルキーが嫌い。
- 日本人は英語をほとんど話さないうえ、女の子はシャイすぎてそっち方面ではいい思い出が作れなかった。
- 休日は秋葉原とか新宿で一人で楽しんでいた。
- 好きなアニメはエヴァンゲリオン。
- 溝口健二とか小津安二郎の話を日本人としたかったのに、誰もそんな映画を見ていなくて失望した。
- クラフトワークとかブライアンイーノのような古い音楽が好き。
そんなフェルナンド氏に私は、
「Perfumeって知ってる?」と私は当然のごとく尋ねました。
で、
彼、知らなかったんですよね。
そんなフェルナンド氏に、Perfumeを推薦してみたいのです。
みなさま、好きなPerfumeの曲とビデオはいくらでもあるとは思うのですが、
無制限に推薦していると取り留めなくなると思うので、
とりあえず二曲。
私が思うに、Perfumeの振付は、日本語と対応している部分が多いので、
日本語を介さない外人には、伝わらない曲もかなりあると思います。
日本語を介さない外人にもすんなり伝わるだろう曲を、とりあえず二曲推薦。
①そして、どうして、その曲が外人に伝わるのだろうかの理由を簡単に説明。
②そして、日本語をわからない人の為に、その曲がどんな曲なのかを二行くらいで説明。
③そして、注目すべき個所は、何分何秒のところなのかを指摘してあげる。
そんな感じで、
スペインはかつてキリスト教を日本に布教した国ですが、
そのお返しというか仕返しというか、草の根的ではありますが、私の友人にPerfumeを教えてあげたいところです。
ちなみに 私の場合二曲選ぶとすると
『コンピューター・シティ』横浜アリーナ
①ナカタさんの音が男の子の内面を示し、それと舞台上の女の子が対話するという形式が、ものすごく演劇的で、そして成功している点。
②デストピア的世界を妄想することで自分の憂鬱をやり過ごそうとしている男の子をリアルな外の世界に連れ出そうとする女の子の物語。
③40秒から60秒に至る日本アニメの名作のイメージをパントマイムで表現しているところ。全体の印象は押井守的世界をガーリーにした感じ。
『ポリリズム』 東京ドーム
①音楽を映像化するGフォースを使ってみると、Perfumeのパフォーマンスに非常に近い模様が生まれた。 ゆえに、ポリリズムのパフォーマンスには普遍性がある。
②資源リサイクルの為のキャンペーンソングでありながら、すべてのものはもう一度生まれ変わる、という仏教的な世界観がほの見える。
③2分十秒のポリループが終わり、みんなが盛り上がってて、あ〜ちゃんが泣くところ。
こんな感じでお願いします。