LEVEL3に”sleeping beauty”という曲がありましたが、
わたくし、最初にこの曲を聴いたとき、バタフライと同じ曲だと思いました。
実際曲は同じです。
芋虫がさなぎを経てちょうちょになる、大いなる飛躍の瞬間。
そして新しい方のスリーピングビューティーでは、眠り姫が目覚めて王国を手に入れる、
言い方の違いだけで二曲は同じだと去年は思っていたのですが、
LEVEL3に”sleeping beauty”という曲がありましたが、レベル3を中田ヤスタカが無意識的に発しているPerfumeに対するメッセージとして考え直してみると、
とくに非シングルの曲たちについては、全然別の見方、面白い見方ができるような気がします。
眠っていた人間が起きるということは、夢見てた人間が現実の中に戻ることを意味するわけで、
バタフライと比べると、ずっと苦い成分のある曲なのだろうと。
目覚めた後の現実が寒々とした夢の廃墟なのかというと、
そこまで悲観する必要もないよ、というメッセージなのかもしれません。
そして、そのつながりでドリームランドについて考えてみると、
成長期を終えてしまったパフューム、
後進をそだてるためにJ2J3でぼちぼちやっている高原とか小野とかカズの姿を思い起こしてしまいました。