つづきのつづき

Perfumeはspending all my timeからケチがつき始めた、の趣旨の意見をネットで

漁っていると、小幡績ブログにたどり着いた。

あの曲の発表時の氏の感想は、「こんなもの海外は望んでいない、でも自分は好き」

 

そしたら、コメント欄に「お前は音楽についての知識が浅すぎる。これは革命的な曲なのだ」とあほなこと書いてる人がいたんですが、

 

それに対して、氏は通常はコメント欄に返答ほぼ書かない放置プレーの人なんですが、珍しくどこが革命的なのか教えてください」と。

 

 

懐かしい。

 

今の新曲どうなんでしょう?

私には、ピックミーアップは「EDM?ハイハイ。生歌要素?ハイハイ」と中田ヤスタカが依頼主の要求にやる気なく答えた曲のように聞こえました。

リラックスの方は、10周年記念だから『微かなカオリ』の続編でいいんでしょ?みたいな感じ。

さらに言うと、この曲ぱみゅぱみゅにあげた方が映えるような気がする。

『微かなカオリ』ってPerfumeへのご褒美曲みたいなもんで、それゆえJPNツアーでこの曲やった時、三人で互いに投げキッスしてたんですが、

まあ、いくら、節目の年とはいえ、そんな悠長なことやってていいのあなたたちは?という気が。

私はまだ見てないんですが、歌番組での振り付けは、過去の曲の振り付けからの引用がいくつもはめ込まれているそうで、

古参ファンとしては10周年だか15周年を回顧するのにふさわしいものなのかもしれませんけど、

わたしは、この振り付けの話をネットで読んで、

キャンディーズの『微笑み返し』を思い出してしまいました。

キャンディーズの最後のヒット曲で、詞にはそれまでのヒット曲の詞の断片がいたるところはめ込まれていました。

 

それで小幡績ブログでどのように触れられているのかチェックしてみたんですが、

氏はもうほとんどPerfumeについて書いていなくて、定期的にPerfumeの字は出てくるのですが、最新シングルがどうたらという話はもう出てこないです。

理由の一つには、Perfumeの海外進出が芳しいものではなかったので、国際的企業戦略の在り方としてPerfumeのことをネタにしにくい状況になってきたというのもあるかもしれません。

 

まあ、それでも『ぐるんぐるん』ツアーについてのレビューは書かれてまして、

私がその趣旨を勝手にまとめてしまうと、

「今のPerfumeはベストとは言えないかもしれない。でも、悪いわけじゃない。ベリーグッドといってもいいだろう。どっちにしろ後になって今を振り返ってみたら、いい思い出しかないはずよ」

 

これって、氏の日本の経済及び社会への認識とほぼ同じで、

緩やかな下り坂が始まっているんだから、ジタバタするよりも泰然と今を楽しんだ方が結果として遥かにマシ、

だって、

日本の人口縮小と国際的地位の低下は避けられないからジタバタするだけ無駄。

そして、

今の時代は大方の人間が悲観するほど悪いわけじゃないし、多分未来も何とかなる。

 

でも、まあ、なかなかそういう意見を世の中は受け入れてくれんもんなんですが。