近頃  PerfumeとBABYMETAL

 平成ウルトラマンの脚本家であり、自分的には佐伯日菜子の『エコエコアザラク』の脚本家でもある小中千昭氏がベビメタにどはまりしてブログ書いてらっしゃるのですが、

どうやら自分のブログ読まれたらしい。

>BABYMETALに興味を抱き、自分が感じる事を書いてみたいと思い立ったのだが、自分に懸念を抱いた事がある。それは私がPerfume体験を殆どしておらず、Perfumeの事を全て調べ直す事は自分にはとても無理であるし、それを書く資格が無いのではないか、という事だった。

>BABYMETALが去年の頃の活動をしていた状況は、Perfumeではどうあったかを知ろうとすると、Perfumeについての言説ブログの幾つかに検索で辿り着く。

 

つまりPerfumeに興味はあるけれど、自分でいちいち調べる気にはなれないので他人のブログ読んでみた、ことのようなんですが、

 

>『ギミチョコ!!』には、それ以前にMIKIKOによりPerfumeへ振り付けられた「フレーズ」の引用が、最低でも5種はあるのだという。

確かに一年前、このブログにこんなこと書きました。でもほんとに引用五つ以上あるのだろうか?自分でもテキト~なこと書いただけのような気がする。

 

高名な脚本家が私のブログ読んだかどうかも実のところ定かではないし、むろん他のPerfumeファンのブログもたくさんチェックされたのだとは思いますが、

 

知的で他の文化からの参照も豊富なブログは幾つかあるが、何れも現在はPerfumeプロジェクトからは熱が冷め、その心情も直裁に文章として記されている。

まあ、私の場合なんかブログのタイトルからしてその通りです。

 

当然、コメント欄には「不満があるならもう言及しなければいい」という辛辣なものも書かれる場合もある。

確かに私もそういうこと書かれたことがあります。

 

それがそのまま今も読める事に感謝している。
 気分が乗らなければ全てを削除する選択肢が、オーサーにはあるのだ。しかし「ログ」として残されている事によって、私は多くの事を学ぶ事が出来た。

自分にしたところで、ブログそのものの抹消も考えました。Perfumeビートルズ以来の衝撃とか、ポリリズムはベートーベンの歓喜の歌よりいいとか、そういうこと書いてるので、抹消したくはなります。

 

私自身は、BABYMETALが自分の望む、期待する方向に進まなくなったら(ブログを)続けられない。

本当は自分もそういうつもりだった、というか、このブログが始まった時にはこんなグダグダにPerfumeが陥るとは思ってもみませんでした。

 

小中氏のブログは以前からポツポツと読んでいたのですが、

彼は映像の世界の住人であり、その上音楽もたしなまれるうえに、文章ものされることが本職であり、

彼のブログ読んでると、「私がベビメタについて書くことはないな~」と思いました。

というか、誰それが自分よりも上手く文章で説明できるとかどうかという問題ではなく、

ベビメタに対してはPerfumeの場合と比べるとと、「自分が応援しないと」とか「自分にしかわからない」とか、そういう当事者意識の強いファンになり切れない。

あんまり強くなかった時のサッカー日本代表って応援してて楽しかったのですが、最近の代表って海外でもバリバリに活躍している人も多く、ひがみというかイジケというか、素直に応援しきれないとこです。

でもそれはありますけど、ベビメタと比べるとPerfumeって中心軸が不在だから、自分の思い込みが軸になりやすいのでしょう、きっと。