『奇跡の人』

子供の時に父親に連れられて、二本立ての映画を見に行きました。

 

 

イギリスのファンタジー小説をアニメ化した『ウォーターシップダウンのうさぎたち』と併映で、

大草原の小さな家』の主人公の女の子が主演の『奇跡の人』を見たのですが、

 

正直、子供の時には、あまりにも難しい内容でした。

 

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今になってみると、

というか

Perfume経由で見ると、何を言いたかった映画なのかがよくわかるのですが、

子供の時の私には、難しすぎる内容でした。

 

 

 

三重苦の女の子が、手のひらを伝う水の流れと『W・A・T・E・R』という手のひらになぞられる触感が、一致したとき、

その女の子にとって世界が全く新しいものに感じられる瞬間がやってくる、

 

これって、子供を主役にした映画だけど、めちゃくちゃ難しい内容ですし、いい年の大人でも理解するのは難しい内容ですわな。

 

 

がっかりなのは、Perfumeの『miracle worker』という曲で、

何を言いたいのか全く理解できませんでした。

 

なんか、もう、中田ヤスタカ、本気出してないよね、という感じです。

ていうか、もともと、こんなもんだったのかもしれません。

 

 

 

ヘレンケラー的な三重苦を扱ったThe Who の『ロック・オペラ・トミー』

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手押しポンプではなく、ピンボールの機械に触れることで、世界とのつながりを見出す主人公ですが、

その経緯ゆえに、世の中の毒の方向にどっぷりとはまっていくこととなります。

 

この動画で、興味深いのは ④分過ぎのところでエルトンジョンが帽子を脱いだ時に、

彼の頭がはげ散らかしているのがちらりとだけ見ることができます。

 

これ以降は、ハードな植毛でこういうのは見せないようになったんですけどね。

 

 

ある意味、この植毛技術者もミラクルワーカーなのかもしれません。