来るべき未来について

ほかの人がブログにパフュームのこと書いてるのを読んで、いちいち同意したり納得したりしているのですが、

3週間ほど前に読んで面白いなと思ったのは、
パフュームの曲から湧き上がる妄想について書いている方のブログだったんですけれど、

そのひと、老人施設で余命いくばくもない最後の日を過ごしているという妄想を書いておられるんですけれど、
そこの介護士になぜかパフュームをとっくに引退したあーちゃんがいて、昔話に花が咲いて、ほっこりと死を受け入れることができた、みたいな妄想書かれていたんですけれども、



昔々だと、アイドルってそれなりの歳しているもんでして、
18歳のアイドル好きになるファンが14歳とかで、
どちらかというとアイドルってファンより年上なのが当たり前だったはずなんですけれど、
アイドルのデビューの早期化が進んだせいか、14歳のアイドルのファンが18歳とか、

いつもまにかファンの方が年上になり、
気がついたら、ファンの年齢がアイドルよりも彼女たちの親に近いという事態さえも発生してしまいました。
人によっては、おじいさんの方に近いという方もいらっしゃるでしょう。

「三人のうちでお嫁さんにするなら誰がいい?」という夢のある話よりも、
「三人のうちでどの子が自分の娘だったら幸せだったろうか?」みたいなアイドルのあり方が現実化しているな、
生涯未婚者が増えてるし、みんなユニクロ着てて栄養事情もいいから外見老けにくくなってるし、中年と老人の方が若者子供より人口多いから、

どうしたところで、「こんな娘を俺も欲しかったよ」的なアイドルのあり方って出てきますわな。

しゃぁないやろ、そういう社会なんだから、と思うと同時に、これでいいのか、果たして?と思わんでもないんですわ。
世の中の変化って、物によってはなかなか受け入れがたいもんです。


まあ、三人のうち、誰が娘だったら一番いいよ?ということですが、
私の場合は、あーちゃん一択ですか。

こういうアイドルのあり方って、いいのか?と思うんですけど、

恐らく、世界がこのまま十年過ぎたら、
「老人ホームに入居したあと、おむつを取り替えて欲しいアイドル」みたいな視点でアイドルを語ることになっていくんでしょう、わたしたちは、きっと。

あーちゃんにおんぶされたり車椅子押してもらうのはいいんですけど、おむつとりかえるのねぇ…、

何か違うんだよな。