ネットの片隅でひっそり、

長野のライブ見てきたんですが、

一言、

よかったです。

 

 

で、なんでよかったのかということなんですが、

自分はステージングがシンプルだと感じたんですが、家に戻ってからyoutubeでいろんなステージの動画を見てますと、『レベル3』とかが異様にセット巨大だったんですが、それでも出島の狭いところで三人で踊ってる曲ってシンプルな演目にならざるを得ないじゃないですか?

だから今回のステージって自分はシンプルだと感じたかもしれないけど、「他の人だったら今までと同じよ」と思うかもしれない、「JPNの時もシンプルだった」と思うかもしれない。

そんで五ちゃんねる読んでみたんですよ。

 

そしたら、やはり私が感じたと同じく「とてもシンプル」だそうです。

 

ま、あの、NHKの『FUSION』でもステージはシンプルなもんじゃないですか?(シンプルさの裏で大変な苦労してるかどうかってのは別として)

P.T.A.もありましたしMCもそれなりにありましたけど、全然許容範囲。

選曲も子供っぽさ感じさせるようなのは無くなってて、「大人の演出だなぁ」なんて思ってみてました。

 

わたし、真正面一番後ろの席にいたんですが、長野ビッグハットの収容人数は五千人くらいだったんでしょうか、

そんな会場の正面一番後ろで、ステージ左右に配置された巨大モニターほとんど見ることなしに、ステージ肉眼でがん見してました。

むろん三人の顔の区別もつかない距離ですから、体型と髪型から「あれがのっちさんよ」なんて識別してたんですが(ま、のっちさんなら動きとポーズでわかるんですけど)、

NHKの『Reframe』見られたら同意してもらえると思うんですが、もうPerfumeってアイドルとして顔を拡大アップでファンに見せることをそんなに求めてないっぽいです。

照明の当て方も、顔はっきり見せるようなあり方してなかくて、陰になってたり。

 

三十路になった大人のPerfumeとしては、もう顔見てもらいたいってのはなくて、ダンスの動きとそれが描く線さえ見てもらえればいいってことなんでしょうか、な。

そして、さらに言うと、遠目で見ないと三人の動きを一つのまとまりとして認識することは結構難しくて、それなりの距離置かないとできないんですよね。

で、Perfumeのダンスって、三人ひとまとまりとして認識しないとピンとこない性質のもの、少なくとも最近のふりつけはそういうもの、と思いました。

 

そして、こういう遠目で見られることを前提としてら、振り付けでも指の数でメッセージ送るみたいなのってもう無理です。そうなると、振り付け付けが『無限未来』とか『Let Me Know』的なものになっていくのはむべなるかな、と。つまり最近のPerfumeの振り付けは、言葉ではないんだよね、あえて言うならエアギターみたいな感じ。

エアギターの世界大会があるってのも結構不思議なんですけど、やっぱああいうものの面白さって普遍性があるというか。

 

 

 

で、わたくし、Pefumeはオリンピックの開幕式に出てくるんではないかと思うんですが、その出演の仕方も、ロンドンオリンピックの有名ロックスターの登場の在り方とは全く違って、Perfumeという名前も伏せたまま、その他大勢の中に何となく紛れ込んでるという感じなんではないか、ウォーリーを探せ的な、と予想します。

例えば日本の祭りをイメージしたマスゲームで、曳山が出てきてその上にPerfumeがからくり人形の役で乗っているとか、そんなん。

あと二年弱なんですけど、演出プランどれくらい固まってるんでしょうね?

 

 

 

ところで、『Butterfly』やってたんですけど、昔のPerfumeの芸風っぽい振り付けだったんですけど、独特なユーモアというか絶妙な緩急のつけ方というか、先生の才能ってそっち方面で枯れてるわけでもないんですよね、これ見る限りだと。ま、ベビメタはそういうの炸裂してた訳で。