Life on Mars?
このままいくと、Perfumeの代表曲は近未来シリーズとその派生ソングになってしまいそうです。
まあ、それは仕方ないんではないか、
デヴィッド・ボウイも代表曲は1969年の『スペースオディティ』に始まる一連の宇宙SFシリーズで、
現状では
『スターマン』
『スペースオディティ』
『ライフオンマース』
の三曲で彼の代表曲ナンバー1を争っているようです。
『ライフオンマース』って元曲が『マイウェイ』で、一般的に受けのいい要素があるのですが、
この曲って、親父から勘当された女の子が主人公で、
「大人は子供に、現実を受け入れろ、将来に夢を見ろ」と言うけど、自分の目の前に見える光景はばからしいB級映画と同じに見える。
って詞で、
この歌って、デヴィッド・ボウイでなくて、女の子が歌うほうが説得力あるんじゃないか?と思いながら、youtubeでいろいろ探してまして、
なかなか決定版がありません。
割といい線なのは、この人、AURORA。でも、まあ、ちょっと可愛すぎて、親父から勘当される理由が思い当たりません。
ノルウェー人で、チャート成績は、ノルウェーでは一位でもイギリスやアメリカではベビメタよりもはるかに売れてません。
スカンジナビアやオランダは英語がほとんどネイティブ並みとか言いますけど、彼女途中で歌詞忘れて客に教えてもらってます。
母語じゃないから脳裏に歌詞焼き付いてないんでしょうか?
こちらだと、大舞台の追悼で歌うLorde。
親父から勘当され手も不思議のない雰囲気持ってますけども、歌がそこまでよくないし歌を表現する演技力もいまひとつかな、と小うるさいことを思いました。
デヴィッド・ボウイのバックバンドをバックに歌ってますんで、今後はこれよりいい悪いで『ライフオンマース』のカヴァーの評価がなされる試金石のような存在になったのかもしれません。
自分は、この曲はOZの魔法使いの『オーヴァーザレインボゥ』を下敷きにしてると思ってますんで、あの手の無垢な感じと同時に親父から勘当される雰囲気の両立という離れ業を求めているんでしょう。
それこそ、10代のジュディ・ガーランドだったら可能だったのかもしれませんが。
現状では、デヴィッドボウイの歌う『ライフオンマース』が一番説得力があります。
自分のPerfume観にも通暁することなのですが、その曲が流れるとき舞台の上に立つ人のキャラと存在感って曲の価値の多くを決定してしまうって持論なんですが、
Perfumeが上り坂だったときって、うまくそれがかみ合っていたのに、
それがかみ合わなくなって来たら下り坂になってきた。
FLASHの詞の字幕見ながらyoutub見てると、詞が上滑りしてるようにしか感じられない今日この頃ですけれど、
デヴィッド・ボウイにしたとこで代表曲は五年くらいの間に集中してますから、しょうがないんかな、
今後は、自分たちの今までの在り方とファンに対して真摯に活動続けていくことが中心なのかなと思ったりもしました。
デヴィッド・ボウイってそうやって30年活動してるうちにカルトスターから万人からの尊敬される人物に進化したわけですし。