スパイス
スパイスって、最近ではこういうイメージなんですが、
料理しない人にとっても、こういうイメージなんでしょうか?
多様な色彩、多様な香り、味はあんまりないけれど、
脳みそを刺激して、合法的な幻覚を形作るような、
日本料理のアミノ酸の旨味に特化したた美味しさのあり方とは別の、
美味しい食い物のあり方みたいなもんが、
この色彩の羅列の中にあるような気がします。
でも、スパイスという言葉からそんなイメージ喚起させられるのって少数派なんでしょうか?
20年前って、スパイスというと、
この程度のイメージでした。
多様な色彩、多様な匂い、そして味、
『spice』って、勝負曲っぽい感じが漂うてきます。
三人の個性の羅列、声音のちがい、色彩の混交、
スパイスっていう題名は、香辛料そのものには触れていないんですが、
うまく表現できてるような気がするんですよね。