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Perfumeが東京ドームでライブやる度に行う厳かな演出ですが、
こちらは第一回の東京ドーム。
ウエディングドレスのような衣装でステージ中央の天幕へと進む。
「私たちはPerfumeという運命と結婚した」、そういう意味だそうです。
それと同時に、この東京ドームライブがPerfumeの歴史の一区切りを付ける意味合いも兼ねているらしい 。広島から出てきたイモ姉ちゃんがついに日本一の舞台に立った、つまり、今までずっと見続けてきた夢がとりあえずここで終わるということ。
三人が天幕の中に入り、影が白い布地に映し出される。
そういえば、ベビメタのライブのオープニングもこんな感じ。
そして、始まる曲は『シークレットシークレット』
トラヤギさんには申し訳ないが、世間一般的にはPerfumeの基本設定の説明、つまり、なぜ私たちはテクノに合わせて変なダンスを踊るのか?なぜ口パクなのかについての基本的説明って『リニアモーターガール』ではなく『シークレットシークレット』でなされているらしい。
この手の演出、後発のベビメタでも行われており、
2014年の武道館公演だと、
メタルレジスタンスの第一幕終了&第二幕開始で、三人が棺桶に入って空に昇っていくという、ものすごく分かりやすい演出。
というか、ベビメタはPerfumeと違って誤解も深読みもしようがないように分かりやすく言葉と紙芝居の字幕で説明される。
この手の演出、
まあ演出担当者がおなじMIKKIKO先生ですので、似ていて当たり前なのでしょうが、
もしかすると、アミューズ文化とでもいうべきものなのかもしれません。ほら、アミューズってキャンディーズの解散コンサートから始まった会社じゃないですか。女の子が別のものになり替わる儀式に対し思い入れがあるのかもしれません。そういえば、さくら学院も卒業式をやたら重視しますし。
こちらは第二回の東京ドーム。
『ドリームランド』に合わせて、天使の卵が天井から降ってくるという演出。
この曲、そしてこの演出が、Perfumeにとっての二度目の区切りらしい。